2022−23年度県北第一分区のガバナー補佐を務めさせていただきます、福島中央ロータリークラブの箭内一典です。どうぞ宜しくお願いします。
ここ数年、日本のロータリークラブの会員数減少傾向がまた顕著になってきました。会員の高齢化、地域の人口減少、低迷する経済、収まらないコロナ禍の影響等様々な要因が考えられます。
ジェニファー・ジョーンズ2022−23RI会長は、ロータリー会員の積極的な参加を促すことが重要であり、ロータリーはそのための「適応と改革」が必要だと述べています。
ロータリー指導者の役割は「各会員の参加を促すための適切な“部品”を見つけること」であり、それは「詰まるところ、会員にとっての心地よさと配慮」だとしています。また「積極的参加こそが会員維持にとって重要」であり「果たしがいのある責任を会員に与えることが必要」だと述べました。そして「ロータリーでの参加型の奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが、目的意識と熱意を生み出します」と強調しました。
皆様のクラブでは奉仕活動の参加者が、いつも決まった人や担当会員だけになっていないでしょうか。出来るだけ多くの会員に声をかけ、皆で感動、やりがい感を共有しましょう。それが、佐藤正道ガバナーの今年度スローガン「情熱、行動、感動、共有」だと思います。
佐藤正道ガバナーはジョーンズRI会長の方針を受け、地区重点目標として次の五つを挙げました。
- DEIを取り入れた会員増強拡大
- よりインパクトのある奉仕事業の実践
- 活動の情報発信
- ネットワークの構築
- ポリオ根絶
この中で1番目の「会員増強拡大」は特筆すべき点だと思います。これまでの地区目標人数の各クラブへの割り振りの様な画一的な事でなく、各クラブがそれぞれの現状を分析し、クラブの望む姿を描き、地域社会を反映した、望ましい会員数・会員構成をイメージし、増強の年度目標を自主的に設定することを要望しています。そして、多くのクラブ会員の参加で会員増強活動を進めて欲しいと述べています。 それと同時に、クラブがDEI を取り入れることによってクラブ環境を整えることも求めています。 次に、2番目の「よりインパクトのある奉仕事業の実践」では、地域のニーズを掘り起こす為に調査を入念にし、その効果を予測し、成果を測定することによって、インパクトのある持続可能な変化をもたらす事業を、多くの会員の積極的参加で進めて欲しいと述べております。 長引くコロナ禍の中で、日本のロータリーでもデジタル化が急速に進んでおります。オンラインツールを利用しなければ、情報入手やweb会議に参加が出来なくなっております。地区IT委員会やクラブのITに詳しい方の協力を得て、オンラインツールの利用促進を図りたいと思います。
これから1年間、ガバナー補佐として県北第一分区7クラブと地区の橋渡し役として、お役に立ちますよう、微力ではありますが、誠心誠意取り組んで参ります。 皆様のご支援とご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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